レンタルビデオにもほとんど置かれていない、希少レア品です。
植木ひとしのバイクスタントを小松政夫が演じています。
越路吹雪とザ・ピーナッツも出演しています。
アマゾンのレビュー(抜粋)
「無責任」シリーズの退屈さに大人買いを後悔した。が、本作で印象が一変した。
これこれ、こういうのが見たかったんだよ。
偽札事件に端を発して、植木は警察と犯罪組織の両方から狙われる。
当時最新の新幹線をはじめとして、車にバイクに馬まで使って日本列島を西へ西へ。007かジャッキー・チェンばりのアクションが冴える。スケールがアップしていく高揚感は、当時の日本の気分そのものだったのか。植木にKOされる敵の下っ端を、二瓶正也が演じる。
破壊シーンは、円谷特撮の腕の見せ所だ。
大団円のあと、クレイジーキャッツが主題歌を聞かせてくれる。上手い。本物の音楽の芯が入ったコメディアンなんて、もう世界のどこにもいないだろう。
クレージーキャッツ結成10周年を記念して製作された、ギャグ+お笑い+唄、そして007ばりのアクションが展開する超豪華大作!植木等の体当たりアクションや、円谷英二率いる東宝特撮陣の見せ場など、見どころ盛りだくさん!
【収録内容】
●本編106分
《監督》古澤憲吾
《脚本》笠原良三/田波靖男
《出演》植木等/ハナ肇/谷啓/クレージーキャッツ/団令子/越路吹雪/森繁久彌/ザ・ピーナッツほか
週刊トップの記者・植松唯人は、国際的偽札偽造集団に関する記事を偶然にもスッパ抜いた。慌てた偽造団は植松を殺そうとし、そこから植松と彼の周囲にいる人が、とんでもない大冒険へ巻き込まれることに……。
植松がオリンピック選手も裸足で逃げる跳躍力で自分をひき殺そうとする車を飛び越えたり、高所から落ちても大丈夫だったり、馬に乗って逃亡したり(ちなみに特撮は円谷英二!)。そんな手に汗握る冒険の後にいきなりご陽気に歌を歌い出したりと、そのハチャメチャさ加減と突拍子もないストーリーは今観ても新鮮。「無責任」シリーズでも見せた古沢憲吾監督のムダのない繋ぎ方、アップビートなテンポ感はここでも健在で、改めてその演出力には脱帽してしまう。走って転んで、走る車の屋根につかまってと大活躍の植木等も最高だ!