ライカ Nickel 先黒ズマール 5cm F2 Leica L39スクリューマウントです。
1934年製造。Leica随一の癖玉として名高いSummarは形状に3タイプが存在します。現存するほとんどのSummarは通常の沈胴タイプ。もうひとつは「ひょっとこズマール」と呼ばれる最初期の固定鏡胴モデル。そしてその間の期間、極少数が製造されたのがこの「先黒ズマール」になります。その希少性と人気から、ここ数年高騰したLeicaレンズの中でも特に価値が高いモデルです。
沈胴する実用性を持ち、フィルタ環の部分は真鍮にブラックのペイントが施されています。この部分は経年によって地の色が出てくる味わいはLeica M3やM4で人気モデルとなっているブラックペイント同様です。そして鏡胴はやや金色を帯びたニッケルが大変美しいデザインです。
実際にこのレンズを使った作例を用意しました。
逆光でもかなり描写がよく、Summarとしては良い写りと言ってよいかと思います。思いっきり光源を入れれば虹色のサークルゴーストを出すところで何故かほっとするくらい。溢れるオールド感と渋い色乗りを光の中で楽しめる良い状態ですね。
コンディションは良く、外観は写真の通りで完璧とまではいかないものの、良い状態を保っていますね。光学は清掃済、大きな曇りやカビはなくクリアです。前玉に少ないですが持病の擦れがありますが、描写への影響はなくまだ研磨は早いかなと考えます。美品とまでは言い過ぎかと思いますが、写りの良さからなんとか良品というところかなと思います。
状態 各部良好な良品です
光学 カビ曇りなく、前玉スレも僅か
外観 使用によるスレのみ、メッキ綺麗
動作 α7、Leica M 240で実写確認済
付属品 前後キャップ
防湿庫保管
※出品している中古レンズは全て実写確認済です!
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