ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S>
2010年10月 初版
逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F>
2010年10月 初版
ともに大森 望(編) 創元SF文庫
00年代の日本短編SFの精華を二冊に集約したアンソロジーです
『ぼくの、マシン』
宇宙・未来編でやっぱりこのテーマはSFの花形
収録作品は以下
「大風呂敷と蜘蛛の糸」 野尻抱介
「幸せになる箱庭」 小川一水
「鉄仮面をめぐる論議」 上遠野浩平
「嘔吐した宇宙飛行士」 田中啓文
「五人姉妹」 菅浩江
「魚舟・獣舟」 上田早夕里
「A」 桜庭一樹
「ラギッド・ガール」 飛浩隆
「Yedo」 円城塔
「A.T.D Automatic Death ■ EPISODE:0 NO DISTANCE,BUT INTEFACE」 伊藤計劃+新間大悟
「ぼくの、マシン」 神林長平
「魚舟・獣舟」は日本SF史上「海」(安土萌)に匹敵する名作だと思います
『逃げゆく物語の話』
時間・奇想編でちょっとヒネったストーリーが多く楽しめます
収録作品は以下
「夕飯は七時」 恩田陸
「彼女の痕跡展」 三崎亜記
「陽だまりの詩」 乙一
「ある日、爆弾がおちてきて」 古橋秀之
「光の王」 森岡浩之
「闇が落ちる前に、もう一度」 山本弘
「マルドゥック・スクランブル"-200"」 冲方丁
「冬至草」 石黒達昌
「延長コード」 津原泰水
「第二箱船荘の悲劇」 北野勇作
「予め決定されている明日」 小林泰三
「逃げゆく物語の話」 牧野修
マルドゥック~は外伝でファンなら見逃せない貴重な一篇です
状態は
ともにカバー微ヨレ程度で大きなダメージはありません
『ぼくの、マシン』は帯付き
プチプチ袋にて
発送者負担のネコポスで発送予定です