N211110109○太政官日誌 第9 明治元年戊辰○井上長秋*蝦夷地開拓の見込意見 神仏混淆取締の事 太政官日誌出版 諸道筋取締の布告 徒党取締の事 和本古書古文書
180x125mm
7丁
虫損 汚れ 破れが有ります
○蝦夷地開拓策問井上長秋中根雪江の見込意見
○仙台伊達陸奥守(慶邦)あて 東武の地物価騰貴に付米穀等無滯輸送の達
○太政官日誌出版の事
○諸道筋取締の布告
○東山道総督府より達・徒党取締の事
○神仏混淆取締の事
*井上 長秋(いのうえ ながあき)
武士(薩摩藩士)、官吏。通称は石見(いわみ)。
幕末動乱期、兄とともに、岩倉具視ら倒幕派の公家と藩との連絡役を務める。
慶応4年(1868年)、西郷隆盛、大久保利通らとともに参与に任ぜられ、箱館府判事を命ぜられる。
明治元年(1868年)9月、択捉島視察の帰途に遭難、行方不明となる。
北海道神宮末社の開拓神社に開拓功労者の一人として祀られている。
<太政官日誌>
明治新政府の成立直後から発行された日誌形式の政令記録。慶応4 (1868) 年2月23日明治新政府が太政官総裁局日誌司に編集させ,京都の御用書物師村上勘兵衛に命じて発行させた。内容は太政官布告、沙汰、組織人事、戊辰・己巳戦争の戦況など、官報の前身。1877年1月通巻1177号で廃刊。